【波形を読むための基礎】リンギングとは
(日本語版・掲載用)
リンギングとは、
信号の立ち上がりや立ち下がりの後に、
電圧が振動しながら徐々に収束していく現象である。
矩形波やパルス波形を観測すると、
エッジ付近で
上下に揺れるような波形が見えることがある。
これがリンギングである。
リンギングの主な原因は、
配線やケーブルのインダクタンスと容量による共振である。
特に、
高速信号や長い配線では発生しやすい。
リンギングが大きいと、
信号が安定するまでに時間がかかり、
誤動作や誤判定の原因になることがある。
デジタル回路では、
次の信号を誤って検出してしまう可能性もある。
測定の場面では、
リンギングが
回路由来なのか、
プローブや接地方法によるものなのかを
切り分けることが重要である。
接地を短くするだけで
改善するケースも多い。
リンギングは、
信号の「揺れ」を示す現象であり、
信号品質を評価するうえで
重要なチェックポイントである。









