■ アナログ信号
アナログ信号は、電圧や電流が連続的に変化する信号で、音声や温度などの自然界の情報をそのまま電気に置き換えたもの。滑らかな変化が特徴である。
■ デジタル信号
デジタル信号は、0と1の二値で構成される信号で、明確なオン・オフ状態を持つ。ノイズに強く、コンピュータや通信機器で広く使われる。
■ 矩形波
矩形波は、立ち上がりと立ち下がりが急峻な四角い波形で、デジタル信号の代表的な形。多数の高調波を含むことが特徴である。
■ 正弦波
正弦波は最も基本的な周期波形で、交流電源や無線通信などあらゆる分野で使われる。周波数、位相、振幅の解析に適している。
■ ノイズ
ノイズは信号に混入する不要な成分で、測定誤差や誤動作の原因となる。外部環境の電磁波や内部回路のスイッチング動作などが主な要因。
■ フィルタ
フィルタは特定の周波数帯域を通過させたり遮断したりする回路。ノイズ除去、信号整形、通信システムなどで重要な役割を果たす。
■ グラウンド(GND)
GNDは基準電位を示す接続点で、すべての電気信号の基準となる。GNDの取り方はノイズ対策や測定精度に大きく影響する。
■ インピーダンス
インピーダンスは交流信号に対する「流れにくさ」を表す概念で、抵抗・リアクタンスを含む総合値。高周波回路や測定では非常に重要な指標である。
電子回路と計測の基礎用語集(全10章)|目次
第1章 電子回路の基本概念
1.電子とは何か
第2章 電子部品の基礎知識
1.抵抗の役割
第3章 回路図の読み方と作り方
第4章 測定の基本(デジタルマルチメータ)
1.DMMの構造
第5章 オシロスコープで学ぶ信号の世界
第6章 周波数領域の基礎(FFT入門)
第7章 電源・バッテリー・電子負荷の基礎
第8章 実験・測定でよく出るトラブル
第9章 安全と作業スキルの基礎
第10章 基礎ミニ辞典









