製品新着情報
Tektronix が最初の デジタル・オシロスコープを発明してから約70年が経ち、ローエンドのデジタル・オシロスコープの性能と機能は向上を続けてきました。中国製オシロスコープが市場に登場した現在、500 MHz未満のオシロスコープは次のような発展段階を経てきました:
1. より大きく、よりプロフェッショナルなディスプレイ
初期のデジタル・オシロスコープは4.5インチまたは5インチの LCD を搭載したものが一般的で、表示できる情報は限られていました。OWON は2009年という早い時期に、 SDSシリーズで8インチの大画面オシロスコープをいち早く発売しました。より大きく鮮明な画面で波形を表示でき、当時のエンジニアのニーズに応えるものでした。
2. 高サンプルレート・大容量メモリ・高い波形取り込みレート
初期の500 MHz未満のデジタル・オシロスコープはメモリ長が短く、一般に数Kサンプル程度でした。サンプルレートとメモリ長は相反する関係にあり、サンプルレートを上げると記録できる波形の長さが短くなります。2010年、 OWON SDSシリーズ は1 GSa/sのサンプルレートで10Mサンプルのメモリ長を実現しました。これは、高性能 CPU と RAM を組み込んだ大規模 FPGA/ASIC 設計と、高速セグメント・メモリ技術によって可能になったものです。
3. さまざまな測定環境に対応する多機能オシロスコープ
ミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO) は十数年前に Keysight が初めて発表し、その後多くのオシロスコープ・メーカーが採用しました。これらのオシロスコープは時間領域の測定器であるだけでなく、機能拡張により幅広い分野の測定に対応しています。高性能なマイクロプロセッサや ASIC により、周波数領域・データ領域・統計領域での測定や解析を同時に処理できます。現在ではオシロスコープの機能上の区分はあいまいになっており、多くのメーカーが信号発生器などの基本的な測定モジュールをオシロスコープに統合しています。 OWON の XDS オシロスコープ を例にとると、オシロスコープ、任意波形発生器、デジタル・マルチメーター、データレコーダ、周波数カウンタの機能を備えています。モジュールの統合は、データ処理や解析の効率化にもつながります。
4. 高性能 ADC とタッチスクリーン技術
2013年に LeCroy が12ビットの HDO シリーズ・オシロスコープを発表して以来、多くのエンジニアが高分解能 ADC による垂直精度に注目するようになりました。例えば、12ビット・オシロスコープの測定分解能は一般的な8ビット・オシロスコープの16倍で、微小電圧信号の測定や、大きな電圧信号に含まれる微小成分の解析で大きな強みになります。
Apple がモバイル機器にタッチスクリーンを採用して以来、タッチスクリーンを搭載する電子機器が増えてきました。オシロスコープの機能が進化し続ける中で、複雑なキー操作の一部をタッチ操作に置き換えるメーカーも増えています。
2016年以降、Tektronix、R&S、Keysight など海外の有名オシロスコープ・メーカーが、高精度・タッチスクリーン対応の製品を相次いで投入しており、これらの機能は今後のオシロスコープの標準仕様になると見込まれています。OWON は2014年からオシロスコープへのタッチスクリーン技術の導入を試み、2015年に XDSシリーズ オシロスコープを正式に発売しました。ハードウェア12ビット ADC とタッチ機能を初めて統合したオシロスコープです。2017年に発売した XDS 200 MHz オシロスコープ は14ビット ADC を搭載し、測定分解能をさらに高めています。
これらの特長に加えて、 XDSシリーズ・オシロスコープ は OWON 製品ならではの特長も受け継いでいます。オプションのリチウム電池モジュールにより、現場での測定やフローティング測定が可能です。さらに OWON は教育分野にも力を入れており、XDS の Wi-Fi モジュールを使ったワイヤレス教育管理システムを構築しました。Wi-Fi 接続により、1台から全員に向けた実験授業ができ、授業の効率が向上します。OWON はこれからも市場のニーズに応える技術革新を続け、より多くのお客様に新しい製品をお届けしてまいります。









