製品新着情報
電圧測定におけるオシロスコープとデジタル・マルチメーターの違いは、簡単に言えば「図」と「数値」の違いです。
デジタル・マルチメーターは不連続な信号を正確に測定するための測定器ですが、信号の強さ・形状・瞬時値を表す波形を目で見える形で示すことはできず、システムに損傷を与えるおそれのある過渡信号や高調波も表示できません。
これに対してオシロスコープは、測定結果の表示においてデジタル・マルチメーターより多くの情報を提供します。ある瞬間の波形の値だけでなく、波形の形状、振幅(電圧)、周波数も表示できます。こうした視覚的な情報により、システムにとって潜在的な脅威となる過渡現象を発見し、切り分けることができます。信号に含まれるひずみやノイズもグラフィカルに表示されます。
一方、電流・電圧・抵抗などの電気的パラメータを高精度に測定したい場合や、短絡や断線の有無を確認したい場合は、高い確度を持つマルチメーターが最適です。これはオシロスコープではできないことです。温度を測定できるマルチメーター(OWON B41T など)もあり、また多くのデジタル・マルチメーターはオシロスコープより持ち運びに便利です。
デジタル・マルチメーターとオシロスコープにはそれぞれの特長があります。用途に応じて適切な測定器をお選びください。









