接地(グラウンド)とは、
回路の中で電圧の基準となる点のことである。
多くの電子回路では、
この基準を「0V」として考える。
接地は、
必ずしも大地につながっている必要はない。
電子回路の中では、
電源のマイナス側や共通点を
便宜的に接地として扱うことが多い。
回路図では、
接地は同じ記号で表される。
これは、
物理的に離れていても
電気的には同じ電位である
という意味を持つ。
測定の場面では、
接地の取り方が非常に重要である。
オシロスコープのGNDクリップは、
装置内部で共通になっているため、
誤った場所に接続すると
回路を短絡させてしまうことがある。
また、
接地が不安定だと、
ノイズが増えたり、
波形が揺れたりする原因になる。
測定値が安定しない場合は、
接地の状態を見直すことが有効である。
接地とは、
回路と測定の両方において
「基準を決めるための重要な考え方」
である。









