(8ビット / 12ビット の話)
■ 分解能が低いと何が起きる?
分解能が低いと、電圧の変化を粗い段階でしか表示できません。
その結果、微小なノイズや信号の揺らぎが見えにくくなり、
波形が「角ばって」「荒く」見えることがあります。
特に電源ノイズやアナログ信号の評価では影響が出やすくなります。
■ 8ビット と 12ビット は何が違うのか
8ビット は電圧を 256 段階に分けて表示します。
一方、12ビット は 4096 段階に分けて表示できます。
段階数が多いほど、電圧の細かな変化をなめらかに表現でき、
微小信号の観測に有利になります。
■ なぜ 12ビット オシロだと波形がきれいに見えるのか
12ビット オシロスコープでは、
同じ電圧レンジでも 1段階あたりの電圧幅が小さくなります。
そのため、ノイズの重なりや微小な変動が埋もれにくく、
実際の回路状態に近い波形を表示できます。
■ 分解能が高ければ何でも良いわけではない
分解能が高くても、
帯域幅やサンプリングレートが不足していると、
正しい波形は得られません。
分解能は「他の性能と組み合わせて」初めて効果を発揮します。
■ 超入門まとめ(1行で)
分解能は「電圧をどれだけ細かく見られるか」を決める指標で、
8ビット は実習・一般用途向け、12ビット は微小変動の評価に有利です。









